涙の乗車券

寂しくなるだろう、今日だったと思う。僕を悩ませてる娘が、遠くへ行ってしまうのは。僕と一緒だと、気が滅入ってくるんだって。僕が傍にいると、自由にノビノビ出来ないから。「さよなら」を言い出す前に、もう一度考え直して欲しい。あの娘は乗車券を手にして。全然平気な顔してる。

REMEMBER

若かった頃を思い出す。英雄は、決して捕まらず、必ず逃げ、おおせたものさ。すべてを過去に葬ろうとする。過去の過ちを、悔やんでみても、始まらない。失った日々を、悲しんでも戻りはしない。その気持ちが変わったのなら、今日こそ、思い出すんだ。

DRIVE MY CAR

女の子に聞いたんだ。何に、なりたいのって。そしたら「有名になりたいの、銀幕のスターに。」僕の将来だって明るいよって言ったんだ。そしたら「あくせく働くのも悪く無いけど、私なら、もっと、いい目を見せてあげるわ。」そうよ、私はスターになるの。そしたら、私の車を運転させてあげるわ。BEEP BEEP MM BEEP BEEP YEAH

WE CAN WORK IT OUT

僕の立場で考えてごらん。僕が正しいか間違ってるかは、時間だけが決めてくれる。僕が言ってる事を考えてごらん。二人で力を合わせて解決するか、「おやすみ」を言ってしまうか。人生は、とても短いから、くだらない事で喧嘩している暇はない。そんなのは、馬鹿げてる。だから、もう一度、君に頼むんだ。僕らなら、なんとかできるさ。

I WANT TO TELL YOU

君と話したいんだ。頭の中には、言いたいことがいっぱい。なのに君を前にすると、言葉がみんな消えてしまう。もし僕が、つれなく見えるとしたら、それが僕と言う人間なんだ。僕の心じゃ無い。時には君と、もっと深く知り合いたいと思う。そうすれば思いのたけを全部打ち明けられるかも。もしかしたら、君にも分かってもらえるかも。