I've got feeling

心の奥から、わき上がるんだ。何かを感じるんだ。どうしたって隠せやしない。あの列車に乗らなきゃならないのさ。君さえ行ってくれれば、遅れずに済むんだよ。そうさ、二度と遅れなくて済むんだ。君に似た娘を見つけたいって思うよ。

One after 909

「909の次の列車に乗るわって」彼女は言ったよ。僕も、その列車に乗るんだぜ。荷物を、まとめて駅まで走って行ったら駅員が出てきて「アンタ、駅を間違えたようだぜ」。なんて事は無い。番号違いさ。彼女、909の次の列車に乗るって言ったのに。