2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Up The Rain

静かになった、どうやら雨が止んだみたいだね。上手くたためない傘に付いた、水滴残して雲が流れてく。水嵩の増した川の脇、細い路地で見つけたのは、水溜まりに映る、空の色。雨のち晴れ模様。響くがまま僕らは何処までも。歩けば、ほら道端の。苔に咲いた…

Filament

あぁ、豆電球ほどの明かりがあればいい。日々そこに照らされる物だけあれば。あれもこれも魅力的で、キリが無いんだけど。欲張っても価値は無いと祖父は言う。人がウジャウジャ入ったり抜けたり、掠ったり眺めたり、何が見つかりそうですか。僕はここ、照ら…

HEART BREAKER

僕が君を知ってから、人生最良の時を過ごして。今、僕は一人でブルーになっている。愛のひどい仕打ちは。だけど、僕は適当に生きて行くさ。一生懸命働いて、考えて、少しばかりの金を貯めようとした。愛する貴女を何度も苦しめた。努力はしたけど、君が微笑…

WHAT IS AND WHAT SHOULD NEVER BE

漂流して、くるくると弧を描きながら、遠い海原に出て行くのを見よう。どこか遠い日に向かって、空高く。けれども風は吹かないだろう。本当は行くべきでは無いから。君が日の出とともに目覚めて、そして夢が新鮮なままで。幸福を追い求めて、歩き出そう。

CLOUDY HEART

作り笑いが歪む。長い月日が終わる。軽い始まりだったけど、割と長くなった。気の向くまま、過ごして来たから。そう、いつも一緒だった。あんな日は、もう二度と来ない様な気がしてた。傷つけてばかりだったけど、何をするにも、二人だった。

Beat Sweet

旨い言葉も言えないし、まるでダメな僕だけど。初めて会ったその日から、君の事ばかり。楽しい事も消えかけ、作り笑いも身につけた。つじつまの合わない毎日。しぼみかけていた、あの頃。まるで忘れかけていた想い。君が思い出させてくれた。

MEMORY

スーツケースに全て詰め込んで、気が変わらない内に、此処を離れるよ。今なら暗闇が、心まで隠してくれる。多分、今頃は夢の続きだろう。照れるだけの僕を、愛してくれた。何も知らない、笑顔のフォトグラフ。もう、誰も傷つかなくていい。

SEASON

ガラスの中の退屈な街。雨のヴェールで隠れてるうちに、お別れの挨拶をしよう。ガラス細工の気分。いつも、さよならを言えないままに、2人わざと遠回りしたね。白い夜には、すべてを変えられた。季節が君だけを変える。

DREAMIN'

夢。アスファルトに泥だらけの靴があふれ。灰色の風から僕等は生まれ、ボルトやナットの仕組みで、組み込まれる街。良く出来た落ちこぼれは、すぐはずれ。いつからか番号だけで呼ばれ、汗の匂いも信じない。言葉に刺しもない。右へ倣えで落ち付き一日を選べ…

Marionette

嘘を飲み込み静かに眠ってる。そして、いつでも持て余してる。諦め顔の良くできた歯車のように。焼けつく陽ざしが、僕等を狂わせる。誰もかれも皆、疑う事をいつから止めたんだ。しぼんだままで、誤魔化すように生きるのか。鏡の中のマリオネット。もつれた…

LONGER THAN FOREVER

パーティーの後の静けさに二人、転がるグラスが嘘の数だけ。今夜いつもよりも、ちょっとイカしてる。喋りすぎたから少し眠るよ。悲しがらすような事を重ねてきた。いつでも涙を気付かないふり。今更の愛と笑ってもいい。正直に言うと今夜キメたいから。

BLUE

乾いた風に吹き消されて、最後の声も聞こえない。歪んでく街並みも色褪せて、振り向かないで今はまだ、思い出を、今度こそは幸せになることを祈ってる。ポケットの詰め込んだ、夢だけで過ごせたね。このままで、いつまでも続くなんて、夜の吐息に飲み込まれ…

Juliet

泣き顔で笑顔。擦り切れて輝く。ピント外れの、わががままジュリエット。笑いかけた恋が、邪魔になれば、傷つくだけの、夢が転がるね。錆びついた夜のオブジェに抱かれて、愛も夢も空回りで、何一つ残ってないけど。すげない仕種の、慣れあいの指に、笑い声…

Dearest Love

淡く彩られた笑い声に溢れてる。描いていた、この想いは止まったまま。崩れてしまうのが余りに早すぎて何一つ変わらない。すれ違う言葉だけに埋もれて行って目の前は塞がれた。切ないほど傷つくまで傷つけてく、もう何も分からない。貴女の笑顔が見たくて包…

I WISH

泣かないで、こんな夜なのに。一人きりで膝を抱えて。待っていて駆けつけてくから。午前0時の鐘が鳴る前に。その窓を開けて見てごらん。街は、もう奇跡に溢れてる。懐かしい歌も聞こえるよ。あの素敵なオルガンにのせ。君に、いくつもの真白な、天使が舞い…

lookin' for you

虹色に輝く素敵な瞬間だから、風に吹かれている君を見ていたい。雨上がりの空に、夏の鼓動が聞こえている。「もう、怖がらないでいいよ」僕はノックし続けている。街中に溢れそうなこの想い、焦がれて。息も出来ないほど溺れそう。この風に消えないように君…

Lies and Truth

君に眠る支配者は今も無口なままの嘘。軽い微熱、陽炎のように、揺らめいて離れない。変わらず続いてる、痛みを癒せるのは本当。月が沈む窓の色が君の肌を青く染めたね。君が見えなくて、何度も呼び掛けるよ。こんなに傍にいるのに、逢いたくて、止められな…

the Fourth Avenue Cafe

季節は穏やかに終わりを告げたね。彩られた記憶に寄せて。さよなら、愛をくれたあの人は、この瞳に揺らめいていた。途切れない気持ちなんて、初めから信じて無かった。移り行く街並みに取り残されたまま。空席に見つめられた、退屈な休日には、終わることな…

Round and round

痛みを知らない大人は嫌い。頭を、ぶつけるまで傷つけるから。世界は、とても信じられない。笑えない知性の無いお遊びの果てに、救い様の無いほど歪んでいるよ。大切な愛を抱いて、穏やかさに満たされて、無機質に造られた緑の上、鮮やかな光で、誰も気付か…

CARESS OF VENUS

真白な、その肌を乾いた風が、くすぐっている。流れる長い髪に瞳は、さらされて。加速された時間の針を、いつも何処か冷たい目で眺めていたけど。朝が訪れるまで、この世界は堕ちて行くから、踊り疲れた後も君を抱いていたい。瓦礫の上、慌ただしくて、止ま…

FARE WELL

どんなに遠くて長い道も、裸足で歩いて行こう。寒くて明日を見渡しても、貴女は何処にもいない。今、吹き抜ける、この風のように、優しかったなら。果てしない切なさに、凍えた貴女を、守ってあげられたのに。空を駆け巡る、あの鳥のように、強かったなら。…

" GOOD MORNING "

目覚めた時が朝の始まりとすれば、今尚、朝は続いているはず。夜など今の僕には必要ない。この場所を定義するのは不可能だ。ある付加価値を除いて、すべては必要ないから。君に見える景色。僕には簡単に理解できる。僕の景色と同じはずだから。彼らに見える…

FLOWER

今日も会えないから、ベッドの中、目を閉じて。次の次の朝までも、この夢の君に見とれてるよ。もう笑えないよ。夢の中でさえも同じ事、言うんだね。窓の向こう、本当の君は今、何をしてるんだろう。いくつもの種をあの丘へ浮かべて、きれいな花を敷き詰めて…

TAXMAN

どういうふうになるか、お教えしましょう。あなたの取り分は1、私の取り分は19。10%では少なすぎると思われるなら、全部持っていかれないことに感謝しなさい。車を運転するときは、道路に税金をかけ。腰を掛けるときは、椅子に税金をかけ。寒すぎるとき…

RAIN

もし、雨が降ったら、みんな急いで逃げていく。まるで濡れると、危ないかのように。太陽が照り付けたら、僕は、急いで木陰に行くんだ。そして涼しい顔してレモネードをすするのさ。雨が降ったって、僕は平気。太陽が照り付けても、その日は、いい天気。そう…

IN MY LIFE

生涯、忘れられない場所が、いくつかある。どの場所にも、それぞれ思い出がある。忘れられない友達、去っていった人、元気でいる人。この人生で何度も、ふと思い出すだろう。でも、誰一人貴女とは比べものにならない。愛を新しい目で見つめると、思い出は、…

GIRL

誰か僕の話を聞いてくれないか。居ついてしまった女の子の話。一日だって後悔することは無い。彼女は周りに友達がいると、わざとひどい事を言うような女の子。素敵だねと言うと、そんなの当たり前という顔をする。彼女は子供の頃に教わったんだろうか。苦し…

THIS BIRD HAS FLOWN

昔、僕には彼女がいた。それとも彼女に僕が、くっついていたというべきか。彼女は僕に部屋を見せてくれた。何処でも好きな所に座ってと続けた。それで周りを見回すと、椅子なんて一つもありゃしなかった。僕は敷物の上に座り、僕らは2時までお喋りし、そした…

FIREWORKS

星のたなびく、風の匂いは海と闇と。花火を上げて、はしゃぎ合おうぜ。今夜、夜空に星が増える。僕は夏の花火のような、恋なら、したくはないから。貴女をどこまで信じていいの。光は闇の中で、惹かれ合っていた。未来でも過去でもなく、今が一番、奇麗。永…

HAPPINESS

もしも春が素敵な笑顔で、素敵な風で訪れたなら。意地もうわべも吹き飛ばし。素のままで生きる勇気をくれたら。比べて計っても見えない、輝きは世界であふれている。君と僕は違う感じ方で、それを見てるんだ。ねぇ、君は幸せかい。大事な人よ。肌触りや息遣…