CARESS OF VENUS

真白な、その肌を乾いた風が、くすぐっている。流れる長い髪に瞳は、さらされて。加速された時間の針を、いつも何処か冷たい目で眺めていたけど。朝が訪れるまで、この世界は堕ちて行くから、踊り疲れた後も君を抱いていたい。瓦礫の上、慌ただしくて、止まれなくて、いつの間にか忘れていたけど。君が笑うと嬉しくて、明日が無くても構わない。