2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

UPON A GOLDEN HORSE

初めに見えたのは、燃えさかる炎。そこに海が押し寄せてきた。雨、嵐をかいくぐり、汚れなき愚か者が、ゆっくりと歩きだす。最高の表情をして、愛の光を浴びながら。黄金の馬に乗り、言葉少なな男は海に出る。その言葉の、いくつかは君のため。強風が吹き荒…

WHEN THE WORLD WAS YOUNG

そうだよ、僕は最初の最初から、ずっと此処にいた。途中、さ迷ってみたけど。でも戻ってきた。見てごらんよ、永遠と続く僕の足跡。自由に、強く、厳しく、鍵を握るメッセンジャー。丘の上で僕のハートは踊る。ぐるぐると。ここは心が安らぐ場所、だから、も…

SHINING IN THE LIGHT

太陽が船の闇の中を滑るように近づいてくる。僕の愛する人を連れて来てはくれないか。夕闇に浮かぶ、たった一つの明かりが、お前を家路へと導く。すると浜辺にたたずみ、思い出の中をさすらう。あぁ、君の瞳に浮かぶ狂気が好き。その美しさは何を、やっても…

TEA FOR ONE

腰を落ち着け、時計を眺める。針の動きを見続けている。どうして24時間は、時として知らぬ間に過ぎ去っていくのだろう。自信に満ちていた時もあった。傍目にはそう映って、いただろう。だけど、自らの意思で、お前のもとを離れたんだ。一分が一生のように…

FOR YOUR LIFE

君は僕だけだと言った。使い古された感情。そんな筈じゃ無かった。杭れなかった。助けを求める叫び声がした。忌々しい奴らの街で。次は地を這うことになる。もう終わりなのか知りたい。そんな筈じゃ無かった。一線を越えてしまった。自分の命のために。

HOTS ON FOR NOWHERE

月や星に乱れが生じる。潮が引き、傾きがちになるにつれ、僕の心の太陽は低く沈む。その上、僕が手にした希望は土になる。クローバーを踏みにじりたくはない。チャンスの扉の前で躊躇したりはしない。僕が問題の核心を嘆き悲しんだ時、嘘偽りなく僕の心は痛…

NOBODY'S FAULT BUT MINE

すべて僕の、せいなんだ。魂を救って輝かせようと、したんだ。悪魔が巻けと言ったんだ。今夜どのように巻けば、いいのかを教えてくれたんだ。誰か見せておくれ、僕の背中に厄介な物が乗っている。今夜はやり方を変えよう。

ACHILLES LAST STAND

4月の朝の事だった、俺たちに行けとの要請が来たのは。お前の表情を伺うと、おまえは微笑みで返してきた。どうしてノーと言えようか。たくさん楽しんできた。常に夢を抱いてきた。過ぎ去りし日々。俺たちは夏を永遠に輝かせた。遥か彼方へと。二人の時間は…

OCTOPUS'S GARDEN

海の底に行きたいな。日陰にあるタコさんの庭へ。嵐が来たって暖かい。波の下の小さな隠れ家。わあわあ騒ぎながら泳ぐんだ。波の下のサンゴの周りを。女の子も男の子も、みんな楽しめる。そこなら楽しくて安全だもの。君と僕も、楽しく過ごせるさ。指図する…

Halloween🎃👻

僕は彼で、君も彼で、君は僕だから、僕らは、みんな一緒。ごらんよ、連中の逃げっぷり、銃を突きつけられてるみたい。あんなに、すっ飛んでる。コーンフレークに座って、バンが来るのを待っている。企業のTシャツ、間抜けな、ひどい火曜日。まったく君は、…

ROCK'N'ROLL SUICIDE

失うには年老いすぎ。選ぶには若すぎる。時計は気長に、貴女の歌に、ついていく。カフェを通り過ぎるけれど、食べようとはしない。貴女は、よろめきながら道を渡る。それで一日は、だいなしになる。家に急いで、いるというのに。貴女の影を太陽の光で失くさ…

SUFFRAGETTE CITY

独りにさせてくれ。電話を切ってくれ。顔を引き締めなくちゃ。学校時代、俺の宿題は下水の中へ。彼女は、いつでも知らんぷり。もたれかかるなよ。お前にはチケット代は無いんだろう。俺は婦人参政権シティに戻るところさ。よりかかるなよ。お前には味わう時…

ZIGGY STARDUST

ハエが俺たちに手ひどい嫌がらせを、している間、蜘蛛たちは何処に、いたんだろう。ビールの光が俺たちを案内し、俺たちは彼のファンについて不満を言い立てた。ジギーは、黒魔術の俺たちを馬鹿にしながら、演奏し時間を稼いだ。人々はロクでも、なかったが…

HANG ON TO YOURSELF

嵐みたいに早口で輝く機会に祈りを捧げ、彼女は今夜のショウに、やってくる。彼女は、いかした収集家。電気仕掛けの夢の持ち主さ。僕たちはダンスは出来ないし、お喋りも出来ない。ただ、らんちき騒ぎを、してるだけ。僕たちはワセリンを塗った虎のように、…

LADY STARDUST

人々は化粧した彼女の顔を、まじまじ眺め、彼女の長い髪や動物的な美しさを。運命の女が影から浮き上がり、この素晴らしい創造者を見つめている。人々は椅子の上に立ち上がり、絶賛している。彼女は恐ろしいほど、イカした奴だった。まったく本当の天国さ。

IT AIN'T EASY

山頂へ上りつめるなら、海を見渡し、若者、がいたはずの、偶然の場所に、ついて考えよ。屋上にジャンプ・バックして降り立ったなら、街を見渡し、君が先導してきた、あらゆる不思議に、ついて考えよ。そうさ、人類は問題を抱えてきた。それは今に始まった事…

STARMAN

スターマンだ。彼が空で待っている。僕たちに会いに来たがっている。けれど彼は僕らの心を狂わせて、しまいそうだと思っている。彼は僕らの心を吹き飛ばしは、しないと言ったんだ。心が、とっても大切なものだと知っていたからさ。窓の外を見てごらん。僕に…

MOONAGE DAYDREAM

電気みたいな、その目を向けろよ、僕に。君の光線銃を押し当てるんだ、僕の頭に。近づけろよ、宇宙人みたいな、その顔を。飛んで行くんだ、月時代の白昼夢の中へと。欺くなよ。本当の事を言ってくれ。人間どもの教会や愛なんて聖なる所にあるだけさ。思いっ…

SOUL LOVE

愛は、うかつなもの。赤ん坊にも突然やってくる。愛は無防備なものに降り立つ。愚か者の愛は融合を誘発する。僕に無いのは直感。燃える愛に触れること。持っているのは愛への愛。愛とは愛する事では無い。ソウル・ラブ牧師は言葉を味わい、愛を語る。高みの…

FIVE YEARS

マーケット・スクエアを通り抜けると、大勢の母親たちが、ため息を、ついていた。ついに知らせは、やってきた。「私たちには5年しか残されていない。泣く事しか出来ない。」知らせに来た男は、そう告げて泣いた。「地球は、すっかり死んでいる。」嘘を言っ…

DIG IT

転がる石のように、転がる石のように。FBIは、素敵だね。CIA、も涙が出るよ。U.KやU.S.A.も、ぶっ飛んでる。B.Bキングやマイク・ボグビーは、いかしてる。さぁ、やろうぜ。みんな一緒に。空から天使が降りてきた。

IT TAKES A LOT TO LAUGH, IT TAKES ATRAIN TO CRY

俺は郵便車に乗るんだ。いいことに、お金が払えない。夜通し起きていた。窓枠に、もたれながら、丘の上で死んだら。俺がダメなら。月が、カッコいいじゃないの。木の間から光ってる。太陽は、カッコいいじゃないの。海の向こうに落ちていく。君に警告しなか…

DESOLATION ROW

絞首刑の絵ハガキが売られている。パスポートが茶色に塗られてる。目くらのコミィッショナーが、やってきた。みんなが彼を恍惚に陥れた。片手は綱渡りに縛り付けられ、片手はズボンのポケットに。そして機動隊は、じっとしておれず、どこか行きたくて仕方が…

BALLAD OF A THIN MAN

僕は家にいる。鉛筆を片手に持って、誰だと聞く。分からないのだ。家に帰ったら、何と言えば、いいのか。僕は切符を渡し、道化役を見る。彼は、すぐ僕に寄ってきて、僕の喋るのを聞くと言う「どんな気持ちかい。ハッピーかい?」僕は「とんでもない」と言う…

TOMBSTONE BLUES

可愛い者たちは、今も、もちろんベッドにいる。町の父親たちは、保証しようとしている。だが町は、ビクビクしなくてよい。僕の、やりたいことは、貴女のために優しいメロディを作り、親愛なる御婦人が、楽にし落ち着かせ、僕の無益で無意味な知識による、そ…

LIKE A ROLLING STONE

振り向いて見もしなかった。手品師や道化師の、しかめっ面を、他の人間に変わりを、やらせていたことが。よくピカピカの馬に乗っていたね。外交官と、肩にシャムネコを載せていた、あいつさ。辛くないかい、分かった時に。ボロを纏ったナポレオンと彼の使っ…

THANK YOU

たとえ太陽が輝くなっても、僕は君を、愛し続けるだろう。山々が海に崩れ落ちても、君と僕は、変わらない。小さな雨垂れが、風に乗って囁く。過ぎ去った日々に、失われた恋に涙する。僕にとってのインスピレーション。本当の真実がある。二人で遠くまで歩く…

OB-LA-DI,OB-LA-DA

僕は、市場へ屋台を出していて、君は、楽団の歌い手さ。僕が君に「君の顔が好きだよ」すると君は、彼の手を取りながら、こう言うんだ。オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ人生は続いていくのよ。それから市場では、みんな幸せに暮らし、僕は、子供たちに仕事を手…

BACK IN THE U.S.S.R

昨日の夜は、寝られなかった。乗ってる間ずっと、膝の上に紙袋を、乗せたままで。いやはや、最悪のフライトだった。僕はソ連に帰ってきた。思わず歌いたくなる。「わが心のグルジア」を。雪を頂く南の山々を、案内しておくれ。バラライカを高らかに鳴らしな…