TEA FOR ONE

腰を落ち着け、時計を眺める。針の動きを見続けている。どうして24時間は、時として知らぬ間に過ぎ去っていくのだろう。自信に満ちていた時もあった。傍目にはそう映って、いただろう。だけど、自らの意思で、お前のもとを離れたんだ。一分が一生のように、そんな風に感じると言うのに。