DESOLATION ROW

絞首刑の絵ハガキが売られている。パスポートが茶色に塗られてる。目くらのコミィッショナーが、やってきた。みんなが彼を恍惚に陥れた。片手は綱渡りに縛り付けられ、片手はズボンのポケットに。そして機動隊は、じっとしておれず、どこか行きたくて仕方がない。こんなことを、レディと僕が見ている今夜、廃墟の町から。はい、お手紙、昨日戴きました。もう手紙は出さないで欲しい。ただ、許せる場所は、廃墟の町だけ。