BLUE

乾いた風に吹き消されて、最後の声も聞こえない。歪んでく街並みも色褪せて、振り向かないで今はまだ、思い出を、今度こそは幸せになることを祈ってる。ポケットの詰め込んだ、夢だけで過ごせたね。このままで、いつまでも続くなんて、夜の吐息に飲み込まれて、震えていた。寂しい笑顔が、ある事も、気付かずにいた僕。