CLEANUP TIME

水面に映る月の光。僕の顔に当たる陽ざし。君と僕は一緒に、僕達だけの場所にいる。友人もいなければ、敵もいない。完全に自由なのだ。魔法の船には、ネズミ一匹、入り込んでいない。どんなに遠くへ旅をしようとも。たとえ、何処に、さすらおうとも。つねに、輪の中心となっているのは、僕たちの家庭なのだ。ついに始まる、掃除の時間だ。