2021-07-17 多摩蘭坂 夜に腰かけてた、中途半端な夢は、電話のベルで醒まされた。無口になった僕は、ふさわしく暮らしてる。言い忘れた事あるけど、多摩蘭坂を上りきる手前の、坂の途中の家を借りて住んでる。だけど、どうも苦手さ。こんな夜は。お月様覗いてる。君の口に似てる。窓から、キスしておくれよ。