TAXI DRIVER

いつものようにハンドル握り、人工照明谷、通り抜け。衝動に鍵をかけたら、頭も石の呟き。流星が夜空に落ちたらしよ。ビルもネオンも乾いているんだよ。君の所へ、帰ろうか。名前もない踏切、電車の風。疲れた顔が揺られているよ。ヘッドライトと連結の影遊び。窓に下がる腕に秋が張り付いた。