BURNING OF THE MIDNIGHT LAMP

朝は消え去り、昼も消えた。僕に残された、ものと言えば、ベルベットの月だけ。今日の孤独が、あんまりつらくて、自分を投げ出しそうになる。不機嫌な顔をした壁に、微笑む君の写真が、まだ掛かってる。それはそれでちっとも構わない。ただ、冷ややかにドアの方を向いたイヤリングは、しだいに埃に埋もれ、見えなくなっていく。独りぼっちで、真夜中のランプを灯し続ける。