THE RAIN SONG

今まで温もりを感じた事が無かった。大きくなるのが感じられる。僕は弱まる炎を見つめていた。僕の微笑みに夏が訪れた。闇の番人たちが消えうせる。その瞳だけで語っておくれ。さぁ、冬の寒さが身に染みて来た。それが消え去るなんて思った事も無かった。感情には、四季がある。風のように移ろっていく。誰の頭にも少しの雨が、降りかかるものさ。ほんの少しの雨。