WALKING INTO CLARKSDALE

僕は生まれて地が足についた瞬間から走り出した。言葉は使えないのに、昔の鉄道歌をハミングしてた。それからも状況は何一つ変わらず、クラークスデイルへと足を踏み入れてた。喜んでる暇など無かった。何が適当な治療かも分からなかった。どうやら僕は間違った場所に生まれてきたらしい。タイミングがずれてる。出て行くのは寂しいけれど、太陽が沈んだら行かなくちゃ。