IN MY LIFE

何の変哲もないこの街、そのすべてを否定された。そんな僕は、この街を出て新しい街へ、僕自身が変わるために、そう決心した時だった。そんな僕を受け入れてくれる彼女に出逢った。同じ大学生。彼女の方が断然、頭はいいのだが、今までの勉強と僕の大学での勉強が、彼女に興味を湧かせたのかもしれない。何気ないお付き合いだけど、僕自身この街を改めて眺めていると、映るものすべてが受け入れられるようになってきた。彼女とのお付き合いはスリルがあった。僕自身、否定されたこの街に、彼女の存在は大きい。そんな出逢いが、僕自身を変えた。目に映る、この景色は僕自身に何を与えるだろう。僕自身そのすべてを愛せるのだろうか。